フォトウェディングに必要なカット数は?
フォトウェディングの写真は何枚撮ろう、よく見かけるカット数って何だろう、衣装は何着にしよう、などと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。この記事ではカット数とは何か、何枚撮影すべきか、オプションでつけられるものは何かを解説します。事前に決めておくと安心なので、ぜひ参考にしてください。
カット数とは
フォトウェディングのカット数とは写真の枚数のことで、撮影カット数とデータカット数の2種類あります。たとえば、撮影100カットなら100枚の写真を撮影し、データ100カットなら100枚のデータを納品します。また、撮影100カットという記載の場合、100枚の写真を撮影するという意味なので、写真データの納品は別料金になる場合がほとんどです。
フォトウェディングは何枚撮影すべきか
たくさん写真を撮影すると、選ぶのに時間がかかり予算も多くかかります。とはいえ、もっと撮影しておけばよかった、などと後悔する可能性も。同じ背景の写真でも、ふたりの表情やポーズが違うだけで変化がつけられます。撮影枚数ごとに、それぞれどんな方におすすめかを見てみましょう。
100枚未満
できるだけ予算を抑えたい方には100枚未満がおすすめです。フォトスタジオの撮影プランには、10枚程度のものもあります。10枚だと少なすぎるけどあまり時間をかけたくない方、スタジオのみの撮影の方には50枚程度がおすすめです。ただし、できあがった写真を見たら意外に少なかった、と思う方もいるようなので、不安な方は150枚程度にしましょう。
100枚~200枚未満
平均的な枚数で満足する写真を残したい方には、150枚程度がおすすめです。2021年のゼクシィ結婚トレンド調査で、スタジオで撮影した写真の平均購入数は、150.1枚でした。きれいなウェディングドレスを着て、プロのヘアメイクさんに依頼する機会はめったにありません。
また、目をつぶってしまったり緊張した表情だったりして、満足できる写真がなかなか撮れない可能性もあります。150枚程度撮影すると、さまざまなポーズや表情の写真が撮れるので、多くの人は満足できるでしょう。
200枚以上
ロケーション撮影をする方、とにかく写真をたくさん残したい方には、200枚以上がおすすめです。2021年のゼクシィ結婚トレンド調査で、ロケーション撮影での写真の平均購入数は、203枚でした。ロケーション撮影は、風で髪が顔にかかってしまうなど天候に左右されやすいので、たくさん撮影すると安心です。
データの購入・オプションについて
データの購入と、一般的なオプションについてまとめました。オプションでつけるよりプランに含まれているほうがお得な場合もあるので、プランに何が含まれているかを事前に確認しておきましょう。
データの購入
データ1枚の納品が含まれているプランが一般的ですが、記載がない場合はデータの購入はオプションとなり別料金になります。また、記載されているデータより多くデータがほしい場合もオプションで購入します。何枚分のデータがほしいのかを考えて、オプションをつけるか検討しましょう。
データの修正
色彩の調整や美肌加工などレタッチとよばれるデータの修正も、オプションの場合が多いです。最近は美肌だけでなく、希望すればウエストや二の腕をスリムにできることも。プロの技術で修正すると、同じ写真でも見違える仕上がりになります。多くの人に見せる写真なので、少しでもきれいに見られたい方は修正するのがおすすめです。
衣装とヘアメイク
衣装1着が含まれるプランが一般的ですが、衣装を追加して撮影したい場合は、オプションになります。和装とドレスの両方を着たい方などは、オプションをつけるか衣装2着のプランにする必要があります。また、ドレスを最新作やハイブランドのものにしたり、衣装ごとにヘアメイクをチェンジしたりするのもオプションになることが多いです。
撮影オプション
撮影のオプションもあります。たとえば、土日の撮影や撮影時間を延長する場合も、オプションになる可能性があります。また、フォトグラファーの指名に、指名料が発生する場合も。とはいえ、撮影するフォトグラファーによって、写真の仕上がりは左右されます。Webサイトなどで作品を見て、好みのフォトグラファーにお願いするのもいいでしょう。
台紙つき写真とアルバム、ウェルカムボード
台紙つき写真1枚が含まれるプランが一般的ですが、追加する場合はオプションになります。また、アルバムもプランに含まれずオプションになることが。アルバムの価格はデザインや紙質、写真の枚数などによって変わります。さらに、撮影した写真でウェルカムボードを作成できるオプションもあります。サイズによって料金が異なる場合があるので注意しましょう。
まとめ
フォトウェディングのカット数とは写真の枚数のことで、150枚程度撮影すると満足できる方が多いでしょう。データの納品がプランに含まれていない場合は、オプションで購入する必要があるので事前にほしい枚数を決めておくと安心です。また、さまざまなサービスがオプションで別料金になります。たとえば、データの修正や衣装の追加、土日の撮影、フォトグラファーの指名、ウェルカムボードなどです。一生残る記念になるので、後悔しないように選びましょう。素敵な写真が撮れるといいですね。