子どもと一緒にフォトウェディング撮影を行う際の注意点とは?
感染症が拡大していた時期は、結婚式を控えるカップルもいました。そのため今、子どもが産まれてからフォトウェディングという形で結婚式を挙げるカップルが増えています。カップルだけとはまた違った魅力のある子どもと一緒のフォトウェディング。そのメリットや注意点についてご紹介します。
子どもと一緒にフォトウェディング撮影を行うメリット
人が集まる機会を避けたり、授かり婚で結婚式のタイミングをのがしてしまったりしたカップルに人気のフォトウェディング。家族のみで行うケースも多くアットホームな雰囲気で撮影ができるのがメリットです。また、大人数を招待する披露宴などがないため、費用も抑えられます。子どもが一緒に撮影するとファミリーフォトとしても可愛らしく仕上がり、子どもの成長記録にもなるでしょう。
フォトウェディングとシンプルな挙式を同時に行う場合には、子どもが一緒ならではのリングガール・リングボーイやバージンロードを一緒に歩く、結婚証明書に一緒に絵などを描くなど、一緒でないとできないさまざまなイベントを盛り込めます。かけがえのない特別なファミリーウェディングになるでしょう。
子どもと一緒にフォトウェディング撮影を行う際の注意点
フォトウェディングはさまざまな施設で行うことができます。しかしその施設ごとに特徴があるため、事前によく確認しておくことが必要です。
結婚式場で行うフォトウェディング
結婚式場で行う場合はドレスや和装などの衣装が豊富で、会場内もチャペルや披露宴会場などフォトジェニックな場所がたくさんあります。憧れの式場でもフォトウェディングであれば費用を抑えることもでき、希望すれば家族やごく親しい友人と一緒に会食なども行えるプランもあるのです。フォトウェディングであっても、通常行われる結婚式に一番近い形で行うことができ、再婚となるカップルにも人気のプランといえます。
ただし、結婚式場で行う場合、子どもが一緒というのは例外的なので、子どもの衣装や撮影中に子どもの面倒を見てくれる人は自前で用意する必要があります。子どもが飽きないようお気に入りのおもちゃやお菓子などを準備して乗り切りましょう。
リゾートで行うフォトウェディング
新婚旅行を兼ねて、リゾートでフォトウェディングを行うこともできます。北海道や軽井沢、沖縄などが人気で、フォトウェディングに対応している式場から選べるでしょう。リゾートの開放的な雰囲気で撮影でき、海辺や緑、青い空を背景としたロケーション撮影も可能です。海辺で子どもがはしゃぐような微笑ましいショットも思い出に残ります。
注意しなければならないのは、遠方のためドレス試着やヘアメイクの打ち合わせが事前にできないこと、子どもに負担をかけすぎると不機嫌になってしまうことです。
また、旅行と撮影が重なるので家族分の準備や移動が大変なこと、撮影より先に旅行を楽しみ過ぎてうっかり日焼けをしてしまうことなどです。なお、子どもの衣装は持ち込みとなります。撮影は早めの日程にし、ベビーシッターの手配が撮影先で可能かを必ず確認しておきましょう。
写真スタジオで行う場合
フォトウェディングを写真スタジオで行う方法もあります。写真スタジオでは、自分たちと子どもの衣装を自由に選ぶことができ、子どもへの対応にも慣れているため、安心して撮影にのぞむことができます。さまざまなおもちゃが用意されており、うまくカメラ目線を引き出してくれるでしょう。
子どもの機嫌が悪い場合には、カップルの撮影を行い、子どもの機嫌がいいときにはファミリーフォトを撮影するなど、柔軟に対応してくれるため、とくに子どもの表情を生かした写真を残すことができます。手ぶらでスタジオに行けるため、移動の負担も少なく、比較的短時間で撮影が終わるでしょう。
また、多くのスタジオにはおむつ替えや授乳スペースがあります。ただし、スタジオ撮影が主体となるため、写真のバリエーションが少なくなりがちです。ロケーション撮影に対応しているかどうかは、事前に確認する必要があります。
子どもとのフォトウェディング撮影でおすすめの衣装
両親がドレスとタキシードと正装することが多いため、子どもの衣装もそれに準じたものがおすすめです。
男の子ならスーツ、女の子ならドレス、足元の靴もきちんとしたローファーなどフォーマルにまとめましょう。和装フォトの場合はやはりフォーマルな洋装とするか、スナップなどで簡単に着付けられる子ども着物がおすすめです。あえてアットホームな雰囲気としたいのであれば、子どもたちは普段着でも構いません。
ただ2人以上子どもがいる場合は、子ども同士の服はおそろいか色のトーンを合わせたほうが全体の雰囲気がまとまります。いずれにしても子どもが笑顔で過ごせるように負担が少なくなるよう気を付けましょう。
まとめ
この記事では、子どもと一緒にフォトウェディングを行う際のメリットと会場別の注意点について解説しました。挙式に比べて費用が圧倒的に安く、招待客の準備やお返しなども不要で人気が高まりつつあるフォトウェディング。子どもが一緒の場合には結婚の記念だけでなく、ファミリーフォトとしてもすてきな写真が残せます。ただその分、2人だけで行う場合とは違った注意点や準備が必要です。どんな会場でフォトウェディングを行うかメリットとデメリットを考え、子どもと一緒だからこそできるすてきな思い出を残しましょう。